圧倒的な個性を感じるね。もののけ姫に出てくる「こだま」みたい。

#2 加藤泉

藤井フミヤがアートを巡る連載「ART DAYS」
第2回目は8月10日から2020年1月13日まで原美術館で開催中の加藤泉の展覧会です。

なんかね、妖精のようなミイラのようなムンクのような。
まあ、あの顔を見たらもうあの人って分かるような作品の統一されたインパクトはあるね。
あと自由感はあるね、なんかそんなに計算されていないというか。やりたい放題。作品が二つに分かれてるじゃない上下とかで、だからまず上描いて眺めてんのかな、分かんないけど時間差があるのかな、それとも全然バラバラに描いてくっつけ合わせてるのかどっちかだね。
そこに上下の計算とかはないと思うんだけど。全くバラバラに描くとか上ばっかり描くとかの可能性もあるよね、それをシャッフルして。

立体作品が面白いね。しかしアフリカっぽいんだよな。

なんかアフリカっぽい感じもするね。

ちよっとムンクみたいな、叫びみたいな。

こういう作品を見てると「いろんなアーティストがいるな」っていつも思うな。